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ICOや取引所は?ロシアで仮想通貨に関する新法案が第一読会を通過
- 2018/5/24
- 仮想通貨の最新ニュース
ロシアで仮想通貨の規制が進んでいる。
先日22日、ロシア連邦議会の下院にあたる国家院で、仮想通貨の規制を目的とした新法案が第一読会を通過した。
この新法案は、仮想通貨とトークンを資産として定義し、ブロックチェーン技術についても定められているという。
しかし同法案の構想は、仮想通貨を適切な支払手段として認められたわけではない。
法立委員会の委員長を務めるPavel Krasheninnikov(パヴェル・クラシエニンニコフ)氏によるとこの法案は、
「仮想通貨によるマネーロンダリング、詐欺、テロリストの援助といった犯罪行為を規制し、リスクを最小限化するためだ」
という構成になっているという。
引用:「В первом чтении принят законопроект о цифровых финансовых активах」
そもそもこの法案は「今年の7月1日までに仮想通貨の規制法案を施行する」というVladimir Putin(ウラジミール・プーチン)大統領の決定により作成されたのだが、Putin大統領の決定であるだけに、この法案が成立する可能性は非常に高い。
新たな法案の成立により、仮想通貨業界がどのような影響をあたえるか気になるところだ。
原典:「Russian State Duma Almost Unanimously Approves First Reading of Crypto Industry Bill」
ここまでの内容と考察
仮想通貨とトークンが「資産」として認められたというのは好印象ですね。
トークンが認められたということは、必然的にICOは合法ということになります。
ちなみに同法案は、スマートコントラクトについても詳述していて、「デジタル署名は書面の同意に相当する」と定められています。
これにより、スマートコントラクトによる契約が活発に行われるかもしれません。
このように仮想通貨の理解が進み、さらに便利な社会になっていくことでしょう。