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リップルが企業開発のために元facebookの開発部長を雇用へ?
- 2018/7/12
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨の時価総額第3位を誇るリップルは、Facebookの元役員Kahina Van Dyke(カヒーナ・ヴァン・ダイク)氏をビジネスコーポレーション部門に迎えると発表した。
Van Dyke氏は、FacebookでVisaやPaypalなど多くの金融機関と提携を行い、50を超える国に対して金融サービスの提供を実現させてきた実績を持つ。
また、マスターカードに所属していた経歴もあり、これまで20年以上金融やフィンテックといった分野で経験を積んできた。
そのような経験で得たノウハウを基に、リップルの国際送金における新しいシステム構築に取り組むことになる。
Van Dyke氏は、
「40年前に構築された国際取引のシステムは、もはや時代遅れであり、現在のビジネスニーズに対応していない。
大企業だけでなく、個人レベルでも低コストで素早く取引できるようにしていくべきだ」
と述べた。
先月、リップルの最高責任者であるDavid Schwartz(デビッド・シュワルツ)氏は、スケーラビリティの低さやプライバシーの観点から銀行がブロックチェーン技術を導入する可能性は低いとの考えを示していた。
また、最近ではイギリスの大学「インペリアルカレッジ」とイギリスの取引所「eToro(イートロ)」とが共同研究した結果、ビットコインをはじめとした仮想通貨は、国際決済のシステムを改善する能力が見込めることから決済手段の主流になる可能性があるされている。
原典:「Ripple Adds Former Facebook Exec as New Senior VP of Business and Corporate Development」
ここまでの内容と考察
リップルが、経験豊富なFacebookの元幹部を採用したという今回のニュース。
決済システムや金融サービスの開発にも携わったVan Dyke氏を執行役員として迎えたことは、新しい国際送金システムの構築を目指すリップルにとって、大きな弾みとなるかもしれません。
これを機会に、リップルの提供するシステムを活用する金融機関がさらに増えることに期待したいですね。
これからのリップルにますます目が離せません。