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ついに実現!三菱とリップルが国際送金の本格実験開始へ
- 2018/5/14
- 仮想通貨の最新ニュース
国際送金という事業領域で、また1つ革新的なステップが踏まれる瞬間が到来しようとしている。
大手財閥系企業の「三菱」はこの度、商社部門の「三菱商事」と金融部門の「三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)」が手を合わせた、新たな国際送金技術確立に向け動き始めている。
従来、国際送金は送金先の銀行と受取先の銀行の間にいくつもの「中継役」となる銀行が存在し、コストと時間が無駄にかかっていた経緯が存在した。
そのため、場合によっては送金に数日間を要する上、送金額以上に手数料が取られるケースも多く見受けられたのだ。
しかし、上記画像にあるような新たな方式では、中継の銀行を全て飛ばし、受取先まで一気に送金を試みている。
仲介役を省き、ユーザー目線で十分な恩恵を享受できるビジネスモデルへの転換を図っているというわけだ。
今回の施策にあたって、三菱グループは時価総額3位の仮想通貨「リップル」を本格的に利用する事を明言している。
リップルは国際送金に特化した仮想通貨で、ビットコイン等とは違い、中央管理を行う企業が存在し、セキュリティ面等でも評判が良い。
そのため、一般企業との相性も良く、今や多くの企業が試験導入を開始している。
特に最近では、リップル社独自の国際送金実験も成功を収めており、その実績を評価する声も高まりつつある。
そんなリップルと三菱グループの強力タッグは、今月中に運用テストを開始し、数年以内の実用化を目指しているという。
課題が山積みと言われる仮想通貨業界において、こうした確実な前進は、歓迎されるべきアクションである事に間違いない。
三菱グループ、そしてリップルが描き出す未来に、世間の期待は膨らみを増す一方だ。
ここまでの内容と考察
大手財閥系グループの三菱が、時価総額3位の仮想通貨リップルと協働で動き始めているという今回のニュース。
国際送金の改善は急務と騒がれつつも、なかなか具体的な行動が伴っていなかったこれまでを見るにつけ、今回の英断はかなり期待ができそうです。
特に三菱は、独自の仮想通貨「MUFGコイン」の発行も進めているという事なので、将来的に三菱が新たな経済圏を創り上げる日もそう遠くはないかもしれませんね。
今後の金融業界、仮想通貨業界全体の動向から目が離せません!