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Modum(モドム)のICOが開始10分で420万ドルに到達!
- 2017/9/2
- 仮想通貨の最新ニュース
9月1日に行われたスイスのModum(モドム)というICO(Initial Coin Offering)で、10分の間に約420万ドル(約4億円)に到達した。
さらに現在、既に1,000万ドル(約11億円)の資金が集まっているという。
スイスのチューリッヒから誕生したModumは欧州企業が医療薬品輸送の規制を遵守するために開発された、IoT(Internet of Thing)ベースの「サプライチェーンロジスティックスソリューション(物理製品の流通解決案)」を提供するトークンである。
Modumを搭載したセンサーは出荷時に環境データを記録し、サプライヤーと顧客の契約、そして政府規約の両方を遵守することができる。
現在までに43の異なる企業が採用しており、既に1,000台近く出荷されている。
9月1日に始まったModumのICOは、1MOD(Modumの通貨単位)=1ドルに固定されており、たった10分で420万ドルの調達に成功した。さらにクラウドセール開始5時間で、1000万ドル(約11億円)に到達した。
これに対し、ModumのCEO Malik El Bay(マリク=エル・ベイ氏)は
「MODトークンの販売目標は、modum.ioの将来の発展のための資金調達でした。我々はこのような肯定的な反応を見ることが出来てとても興奮しているし、実際我々が今後行うことへのフィードバックも楽しみにしています。
さらにModumはいくつかの成功したパイロットテスト、作業ハードウェアプロトタイプ、強力な開発チーム、そして優秀な顧問チームを持っている。そんなModumは間もなく革新的な製品を市場に投入できるだけの資金に達することが出来ます。」
と述べています。
サプライチェーンロジスティックスとブロックチェーン
Modumは多数の新興企業の1つであり、サプライチェーンとブロックチェーンを繋げる企業です。ちなみにスイスのサプライチェーンロジスティックス企業である「Ambrosus(アンブロサス)」はICO前にベンチャーキャピタルから3,000万ドル(約33億円)を調達したという。
またWalmart(ウォルマート)とKroger(クロガ-)を含む大手小売業者は、アンブロサスのように供給チェーンを確保するためにブロックチェーン技術を使用しようとしている。
今週、海運会社はサプライチェーンプロセスの自動化とデジタル化を目的としたブロックチェーンのパイロットプログラムを完了した。
原典:「Modum ICO Raises $4.2 Million in 10 Minutes」
ここまでの内容と考察
9月1日に行われたばかりのModum ICO。
■Modum(モドム)
基本ブロックチェーン:イーサリアム
レート:1USD=1MOD
総発行枚数:30,000,000枚
そんなModumが開始10分で4万ドルを超えたとのことです。その5時間後には計1,000万ドルに到達していますので、すごいの一言しか言えませんね。笑
Modumは本文に記載しました通り、IoTとブックチェーンを組み合わせ、物理製品のトランザクションの整合性やサプライチェーンの効率化を提供しています。
そもそもサプライチェーン(供給連鎖管理)というのは複数の企業で物流システムを構築し、経営の成果を高めるマネジメント方法のことをいいます。
このシステムにModumを使用することで、企業間のシステムプロセスをより合理的に修正することができるということです。(ホワイトペーパーはこちら)
今や仮想通貨の最も大きなトレンドともいえるICOは当てれば大きく儲けられるというメリットがありますが、逃げられてしまったり、詐欺通貨だったりといったデメリットもあります。
中国はICOを全面的に規制する予定らしく、ICOによる被害を食い止める方針らしい。
今後も様々な国でICOへの規制は厳しくなってくると予想されていますが、管理人はかなり大きく儲けられるICOへの熱はまだまだ上昇していくと予想しています。
ちなみにそのICOが本当に当たりなのかどうかは、出資している企業や参画メンバー、そして公式サイトなどでそのICOの将来的なビジョンをしっかり確認することがポイントです。
もし良さようなICO情報を得たら、最低限この3つのポイントはチェックしましょう!