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日本初!GMOが国産マイニングマシンを発表!
- 2018/6/7
- 仮想通貨の最新ニュース
6月5日、仮想通貨取引所GMOコインで有名なGMOは、仮想通貨のマイニングマシン「GMO miner B2(以下B2)」を発表した。
日本企業による国産のマイニングマシンの開発は史上初となる快挙だ。
では、このマイニングマシンB2は、国産初に相応しい性能なのだろうか。
すでに世界に普及しているマシンと比べることで、性能に遜色はなく、むしろ卓越した逸品であることがわかった。
現在、仮想通貨マイニングの世界シェア8割を占めるBitmain社のAntiminer S9には16nmの半導体チップが使われている。
しかし、GMO社のB2は7nmの半導体チップが使われており、半分以下の大きさを実現。
それでいて、性能と効率が大幅に上がっており、すでに出回っている装置と比べて抜きん出ている。
それでは、この国産初の優秀なB2を足掛かりに、GMOは何を狙っているのだろうか。
GMOのCEO熊谷氏はこう語る。
「私はBitmainを尊敬している。
が、Bitmainを必ず打ち破るだろう。」
どうやらGMOはマイニング市場を独占しているBitmain社の牙城を崩そうとしているようだ。
しかし、マイニングマシンシェア8割の市場を簡単に崩せるとは思えない。
そこで、今回開発されたマイニングマシンB2のコストパフォーマンスが鍵となる。
販売価格の面だけ見ると、Bitmain社のS9は837ドル(約9万円)に対し、GMOのB2は1999ドル(約22万円)と2倍近く高い。
しかし、消費電力や性能を加味したコストパフォーマンスでは、Bitmainの主力製品よりはるかに優れていることがわかった。
このコストパフォーマンスで売りにし、GMOはマイニングマシン市場に切り込みに行くようだ。
B2は6月6日から予約注文を受け付け、10月に出荷する予定で、すでに世界各地から注文が殺到している。
今後のマイニングマシン市場の動向に注目だ。
原点:「GMO Unveils Japan’s First-Ever Bitcoin Mining Rig」
ここまでの内容と考察
GMOは国産初となるマイニングマシン「GMO miner B9」を発表しました。
すでに、マイニング市場はBitmain社が8割を占めていて圧倒的ですが、この純国産マシンでマイニング市場を席捲していくようです。
国産ということで、ぜひとも応援したくなりますね。
10月から順次出荷ということで、待ちきれません。
また、出荷された際の10月の仮想通貨市場も気になります。
今後のマイニングマシン市場に注目しましょう!