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ライトコインの価格急騰、ビットコインの送金詰まりが影響していた?
- 2017/12/12
- 仮想通貨の最新ニュース
12月12日、ライトコインの価格は一日で約50%跳ね上がった。
ライトコインの価格が240ドルに達する
12月始め、ライトコインの価格は90ドルから100ドルの間であったが、12月12日には240ドルまで爆発的な価格上昇をした。
ビットコイン先物上場により、仮想通貨市場全体が過熱感に包まれている。その中でも、特段注目を浴びたのが、過去最高値を更新したライトコインである。
ライトコインの価格上昇要因はビットコイン?
最も大きなライトコイン高騰の理由はここ最近のある2つの発表である。
欧米で最大のオンラインゲーム配信会社「Stream」が、ゲーム内の支払いをライトコインで行えるようにしたと発表した。
欧米の人々の中でStreamは日常に溶け込んでおり、知らない人がいないほどである。そのStreamにおいてライトコイン支払いが可能になったことがライトコインの価格が急騰した大きな要因と考えられる。
また、もともとStreamはビットコイン支払いを受け付けていたのだが、ビットコインは送金スピードと送金手数料の問題からオンラインゲームでの少額決済には向かない。そこで、ライトコインに白羽の矢が立ったのである。
Streamの発表に加えて、欧米で有名なプリペイド携帯会社「Bitrefill」が、ライトコインでの支払いを受け入れられると発表したこともライトコインの価格上昇の一因となっている。
その他の要因として考えられるのが、今まで注目度が低すぎたことが挙げられる。
世界でも有数の仮想通貨取引所であるcoinbaseが現在取扱っている仮想通貨の中で、唯一今までスポットライトを浴びてこなかったのが、ライトコインである。
注目度の高いビットコインやイーサリアムよりはるかに安い価格で取引されており、時価総額も高くはなかった。
ライトコイン開発者チャーリー・リー氏の動き
最近、ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏が、仮想通貨に関連する様々なプロジェクトに参加している。
チャーリー・リー氏は、送金スピードが遅く、手数料が高いビットコインを補完する仮想通貨としてライトコインを推進しており、にわかに脚光を浴びている。
仮想通貨市場の中であまり、目立ってこなかったがライトコインの支持者は近い将来多くの企業がライトコインの取り扱いを開始することを推奨しているという。
ここまでの内容と考察
ライトコインが急激な高騰を見せてライトコインの支持者は更なる普及が期待されていますが、
ビットコインの少額決済ではビットコインの価値が上がり手数量が高くなりました。
そのため、ビットコインより決済通貨として優れているビットコインキャッシュやイーサリアリアム、ライトコインが注目度を増しています。
ビットコインは、金に代わる資産として投機的な役割を担っていますが、決済通貨としては期待は持てないでしょう。
そんな中で今回のライトコイン高騰は、仮想通貨に日常的な使用を求めている人がいることを再認識させられる出来事でした。
ビットコインではなく、ライトコインなどの決済向きの仮想通貨が普及してくれば、仮想通貨がドルや円のように日常的に使われる未来も見えてくるのではないでしょうか。