ライトコイン財団、ドイツ「WEG銀行」の株式10%を取得か

ライトコイン財団、ドイツ「WEG銀行」の株式10%を取得か

世界的規模を誇る仮想通貨財団が、ついに銀行業に参画する瞬間が訪れたようだ。

先日、時価総額ランキング6位の実績を誇る仮想通貨「ライトコイン」を支援する財団が、ドイツに拠点を置く「WEG銀行」の株式を約10%取得したと発表した。

これは厳密には、ライトコイン財団が仮想通貨決済事業を手掛ける企業「トークンペイ」と新たにパートナー契約を結び、協業をスタートさせた事に起因する。

トークンペイは仮想通貨を通じて多角的な決済事業を展開するスイスの企業で、近年ではEコマース分野等での活躍が目覚ましい。

そんな同社と組むことでライトコイン財団は、同通貨の更なる広がりと、プラットフォーム構築・拡張に向けた働きかけを図っていく模様だ。

今回、トークンペイとパートナー契約を交わした事に関して、ライトコイン創業者のチャーリー・リー氏は、

「今回のパートナーシップは、ライトコイン・トークンペイ双方にとってwin-winな話だ。

私はライトコインを(今回株式取得した)WEGバンクを始めとして、様々なサービスと統合させていきたいと思っている。

今後ライトコインは、さらに進化を続け、よりシンプルで使い勝手の良いものになっていく事だろう。」

と語っている。

原典:「Litecoin Foundation Partners With TokenPay to Acquire 10% Stake in German Bank

ここまでの内容と考察

世界的に有名な仮想通貨「ライトコイン」を支える財団が、仮想通貨決済事業者とのパートナー契約を通じて、銀行の株式を取得したという今回のニュース。

銀行側が仮想通貨事業者の株式取得を行うケースはあっても、仮想通貨企業側が銀行の株式を取得するのは非常に珍しく、まさに驚きのニュースですよね。

今後それぞれの企業がシナジーを十分に発揮して、よりよい世の中を構築していってくれる事を願うばかりです。

今後のライトコインの動向、およびその周辺企業の事情に、より注目していきましょう!