イーサリアム支援6団体が「Ethereum Community Fund」を創設!

Ethereum のこれから

Ethereumネットワーク上に構築されたプロジェクトである「Cosmos(コスモス)」、「OmiseGO(オミセゴー)」、「Golem(ゴーレム)」、「Maker(メーカー)」、「Global Brain Blockchain Labs(グロバールブレインブロックチェーン)」、「Raiden(レイデン)」。

これら6つのプロジェクトが様々な事業を推進する「Ethereum Community Fund(イーサリアムコミュニティーファンド)」を創設した。

このファンドは、Ethereumネットワークの拡張性の問題に取り組むための開発に、永久的な資金援助を提供する。

ちなみにこの問題は、Ethereumネットワーク上に構築されたすべてのプラットフォームが影響を与えるという難題を抱えている。

リソースを集めて、協力してこの問題に取り組むことによって、Ethereumネットワーク上に構築されたすべてのプロジェクトに役立つ普遍的な解決策を打ち出すことを期待している。

Golem(ゴーレム)のテクニカル・アドバイザー主任であるPiotr Janiuk(ピオトアー・ジャニウック)は、このファンドにより、プロジェクトが個々のプロジェクトに集中できるようになり、

「Ethereumのスケーラビリティが高いほど、Golemプロトコルで拡張性を容易にするためのコードが少なくて済む」

と述べている。

Ethereum Foundation(イーサリアム財団)も、同じネットワーク拡張性問題に取り組んでいるオープンソースのチームに対して最大100万ドル(約1,100憶円)の補助金を払うという。

イーサリアム開発者はシャーディング(プロトコルの能力を向上させること)と「レイヤー2」アプローチ(ブロックチェーンから負荷を取り除くこと)の両方に焦点を当てた2つの解決策提示している。

しかし、ファンドの立ち上げ時には、資金の具体的な配分方法に関する情報は公開されていない。

原典:Blockchain Projects Come Together to Launch Ethereum Community Fund

ここまでの内容と考察

Ethereum の拡張問題を解決するために同じプラットフォームを共有するプロジェクトがファンドを創設しました。

イーサリアムは以前からネットワークトラフィックの問題があげられていて、イーサリアムの生き残りはこの問題を解決できるかどうかにかかっています。

今度もEthereumプラットフォームの発展に注目が集まります。