1週間で明らかになったイーサリアムの弱点

今話題のイーサリアムの変動の背景は?

cryptomarketcap.comによると、7月5日~6日の24時間でビットコインの時価総額は1.18%上がった一方で、イーサリアムは2%下がりました。

大半の仮想通貨はほとんどマイナスになった後に回復の兆しを見せましたが、イーサリアムはなかなか回復できずにマイナスのままを推移していました。

出典:CryptoCurrency Market Capitalizations

 

5日(水)の終わりには1TH=400ドル(約45,000円)近くまであったイーサリアムの価格が1ETH=262ドル(29,000円)にまで低下し、時価総額はわずか244億ドルにまで落ちてしまっていました。

イーサリアムの不穏な7日間

ビットコインが1週間で1.2%下落している間に、イーサリアムは18%以上も下落しており、時価総額が10億円を超える仮想通貨の中で最悪の記録を更新したと言います。

ちなみに時価総額10億円以下の仮想通貨でイーサリアムより最悪な記録を更新したのは「バイトコイン(Bytecoin)」だと言います。時価総額17位のバイトコインは1週間で19.5%も下がっていました。

イーサリアムは時価総額においてさらにビットコインに引き離されており、ビットコインの時価総額425億ドルに対してイーサリアムは247億ドルとなっていました。

しかし6月29日の段階でイーサリアムの時価総額は30億ドルにまで上昇しており、ビットコインと差を埋める勢いがありました。

ところが全体でみると、7月6日現在のイーサリアムは仮想通貨のマーケットシェア率をそこまで取れていないように思えます。

6月27日の段階でビットコインが全体の42.47%、イーサリアムが25.03%のシェアを誇っていたのに対し、現在イーサリアムのシェア率は24%と少し落ちてしまっていたのです。

イーサリアムの変動性は依然として高い

ここまでイーサリアムの下落についての話を主にしてきましたが、イーサリアムのボラティリティ(変動性)は依然として高いと言えます。というのも昨日イーサリアムは20.19%も時価総額が上昇し、ビットコインの上昇率(4.79%)を大きく上回っています。

過去の物価データをもとに将来的な物価変動を予測している「Forex Analytics」のテクニカルアナリスト「Nicola=Duke(二コラ・デューク)」氏は

「5月下旬の段階で爆発的な成長路線を走っていたイーサリアムは、現在の1ETH=227ドルからさらに38%程度下落するかもしれない。」

と予測しています。デューク氏によると、イーサリアムが再び1ETH=377ドルに戻ることができるかどうかが今後の大きな鍵になるとのこと。

さらにそれを踏まえてイーサリアムの次なる目標は1ETH=467ドルくらいではないか?とも述べています。

原典:「Ethereum Shows Weakness In 7-Day Period

ここまでの内容と考察

今回の記事は気になっていた方も多いのではないでしょうか?

本記事でも触れていたようにイーサリアムは時価総額第2位となっており、2017年に入って急激に成長した仮想通貨です。

そんなイーサリアムが最近の大きな変動で総合的に時価総額がマイナスになっていましたね。結局このタイトルで言いたかったイーサリアムの弱点は「ボラティリティ(変動性)の大きさ」です。

もちろん他の仮想通貨にもボラティリティはありますが、この記事をみてもイーサリアムのボラティリティは他と比べても大きいと言えますね。

ちなみにビットコインが今後分裂するという噂が流れることで、多くのビットコインユーザーがイーサリアムに流れるのではと言われていました。

しかし予想に反して、ここ1週間でイーサリアムの時価総額はトータル2%減となっています。まだ「ビットコインが分裂する」と言われている8月1日までには日にちがありますが、今後大きな変動があるかもしれませんね。

逆に考えれば、下落している今購入することによって今後大きく儲けられる可能性もあるので今後の動向はチェックしておきましょう!

イーサリアムの基本的な仕組みや特徴はこちら