ビットコインが巨額の「金」市場にとってかわる

ビットコインの需要が急増している一方、金の需要は減少

金や銀、プラチナなどのオンライン投資サービスを運営するブリオンボールトの研究者アドリアン・アッシュ氏は、10月の個人投資家の金取引は前年度同月と比較して3分の1減であったことを発表した。

アッシュ氏によると、10月の金購入者は前月より9.7%減少したが、売り手数さらに減少幅が大きく26.6%減少したという。

金需要の低下は、大きく分けて2つの要因が考えられる。

一つ目が、米国の株式市場が盛り上がりを見せており、最近史上最高値を更新。金から株式市場に資産を移す投資家が増えていることが考えられる。

現在の米国株式が非常に強く、金がそれに押されて需要が減少することは明確である。

また、ビットコインの台頭により、新しい投資家が仮想通貨市場に引き込まれていることも金需要低下の要因として考えられる。

Google検索数を調査すると、金に関する検索ワードの検索数が減少し、ビットコインに関する検索数が増えている。

ブリオンボールトによると、今年の初めに検索数で「buy silber」が「buy bitcoin」に抜かれたように、「buy gold」が「buy bitcoin」に抜かれる可能性があるという。

アッシュ氏は

「投資家はビットコインや他の仮想通貨に気を取られ金の価値を忘れている」と述べている。

金は一時の価格より半減した2015年末に大きな注目を浴びた。英国の国民投票とトランプの選挙ショックだけで、金は6年ぶりの高値を記録したのである。

現在、ブリオンボールトの顧客が保有している金の量は208キログラム増えており、3ヶ月連続で増加。

これにもかかわらず、買い手の数は9月から22.1%減少した。10月の金価格の推移に関しても、金価格はユーロで1.4%、スターリングポンドで1.8%、米ドルから2.7%下落している。

アッシュ氏によると、現在、投資家からの金への注目度は非常に低くなっているのだという。

ビットコイン価格は現在7,000ドルを超えており、安全資産としてっも大きな注目を浴びている。

金と比較して支払い手段としても使用できるため、投資家からの期待度は高い。

今後、ビットコインは、金、銀、プラチナなどの安全資産にとって代わる投資商品となる可能性がある。

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/private-gold-trading-declined-by-a-third-in-october-as-buy-bitcoin-searches-overtook-gold/」

ここまでの内容と考察

決済手段だと考えられていたビットコインが、安全資産である金にとって代わる存在になるという内容です。

金と比較して、ほかの資産との交換もしやすく、また決済手段としても使えるため投資家からの人気が高いのがビットコインです。

ただ、今のところまだまだボラティリティが高く安全資産としての価値があるかというと少し疑問です。

1ヶ月で半値になってしまう可能性があり、安全資産としてはまだまだ認知されていないでしょう。

ただ、今後ビットコインの流動性が高まり、価格が安定してくれば金の市場シェアを奪う可能性は十分にあります

11月末にはビットコイン先物が世界最大の先物取引所に上場し、それに伴うビットコイン投資信託の誕生も期待されており、今後一気に流動性は高まっていくでしょう。

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