仮想通貨の価格が高騰する10の要因(第三弾)

仮想通貨とは?

三回に分けてご紹介してきました本連載の最終話です。

これまでの記事は下から確認していただけます。

第一弾はこちら

  
  
第二弾はこちら

では、早速仮想通貨の価格が高騰する10の要因の残り4つを見ていきましょう。

ICO直後の暴騰

ICOは、新しく仮想通貨を発行することで資金調達する方法ですが、投資家にとって値上がりする前の仮想通貨を購入することができるということで大きな注目を浴びています。

例えば、現在時価総額ランキング20位前後に位置しているOmiseGoは、ICO後数ヶ月で価格が40倍。

また、最近ICOしたCOMSAもZaifで取り扱いが開始した直後に、プレセール時の価格から数倍の価格となりました。

ICO直後というのは、注目が増すことから大きな価格急騰が期待できます。

ただ、様々なICOがあり、中には詐欺まがいのものもあるので注意が必要です。

システムのアップデート

仮想通貨のシステムがアップデートされ、新たな機能が追加されると、仮想通貨の価格が上昇します。

例えば、2016年のイーサリアムのアップデートの際には、一日で価格が2倍になったということもありました。

システムのアップデートは、まだ未熟なシステムしか持たない仮想通貨が実際の生活に浸透していくために絶対に必要なことです。

ですのでアップデートが無事に完了するということで投資家のその仮想通貨への期待が高まり価格が上昇するのです。

逆に、システムの開発に時間がかかり、アップデートの時期が延期になるとその仮想通貨の価格は下落する可能性が高いと言えます。

市場操作

仮想通貨市場が株式市場やFX市場と最も大きく違う点が、「市場操作」が簡単に行われることです。

大きな資金を持つ投資家が一気に資金を投入すると、仮想通貨の価格を急騰、急落させることができます。

ビットコインの流動性が高まってきたとはいえ、ほかの金融市場と比較するとまだまだ未成熟な市場です。

規制もなく、簡単に価格操作をされてしまいます。例えば、開発者が仮想通貨の価値を下落させまいと、ICOで集めた資金を使って価格を釣り上げるということなど、頻繁に起こっていると聞きます。

これは、本当に裏情報を知らなければ分からないことですが、注目度が低いのなぜか価格が高止まりしている仮想通貨があれば市場操作を疑っても良いのではないでしょうか。

市場操作が疑われる仮想通貨は、短期的に保有する分には良いですが、長期保有には向いていませんね。

仮想通貨のBurn

「Burn」とは運営者が持つ仮想通貨の全部または一部を破棄することを言います。これにより市場に流通する量が減少することになるので、一つ一つの仮想通貨の価値が高まることになります。

Burnは事前に発表されることが多いのですが、よっぽどのことがない限り発表があると必ずその仮想通貨の価格は上昇します。

それもBurnの量によりますが、もし50%以上もBurnするということになれば、数倍の価格高騰は見込めるでしょう。

ただ、発表があると同時に一気にチャートに表れてしまいますから、情報を常に集めている必要があります。

まとめ

ここまで3回にわけて仮想通貨の価格が高騰する10の要因をお伝えしてきました。
下に改めてまとめておきます。

・新しく仮想通貨取引所に上場
・仮想通貨のカンファレンスの開催
・大手企業との提携
・ビットコインの価格上昇
・関連する仮想通貨の価格が上昇
・新サービスが開始
・ICO直後の暴騰
・システムのアップデート
・市場操作
・仮想通貨のBurn

成熟している株式市場やFX市場は、自分の勉強次第で資産を増やすことができます。

ただ、仮想通貨は違います。株式市場であればインサイダーに当たるようなことが平気で回っており、その情報を得ることができた人が、大きく資産を増やしているのです。

インターネットで得られた情報だけで仮想通貨のトレードをしていると、深い情報を得た人々に出し抜かれる可能性が高いと言えます。

ではそんな深い情報はどこで手に入るのでしょうか?

それはオフラインでのコミュニケーションが重要。本物の情報はブログやツイッター、仮想通貨情報サイトには転がっていません。

転がっていたとしてもそれは既に知られている情報なので貴重な情報とは言えません。

とはいえ、仮想通貨のために様々な情報を集めるということはなかなか難しいと思いますので、本当に興味のある方だけが深い情報を集めてみてはいかがでしょうか。

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では仮想通貨編集部の連載でした。今後ともよろしくお願いします!