仮想通貨とアートが融合!?秘密鍵入りモザイクアートが評判に

仮想通貨とアートが融合!?秘密鍵入りモザイクアートが評判に

ついにアートの世界にまで、仮想通貨が浸透するかもしれない。

アメリカロサンゼルス在住のアートディレクターであるAndy Bauch(アンディー・バウチ)氏は、仮想通貨の技術を芸術界に持ち込もうとしている第一人者である。

彼はとあるベンチャー企業でCTO(Chief Technical Manager)として働きながら、アート専門の会社で社長もこなす凄腕のディレクターだ。

そんなアンディー氏は、昨年から「レゴブロック」を使用して、「仮想通貨×アート」の世界を表現しようと試みている。

実際の彼の作品は以下のようなものだ。

この画像はただの抽象画ではなく、実はビットコインの絵柄と、彼が保有するウォレットの秘密鍵(パスワード)が隠されており、見つけた方は即資金回収できるという仕組みになっている。

アンディー氏自らが購入したビットコインやその他の仮想通貨がそれぞれ異なるウォレットに保管されており、それらの秘密鍵が絵画の中に隠されているというのだ。

この何ともユニークなシステムを発表後、一攫千金を夢見て遠路はるばる彼の絵画を見に来る客も急増した。

ただ、顧客側は興奮しつつ懸念も示しており、例えば本当に秘密鍵は絵の中に存在するのか、交換時の仮想通貨のレートはどうなるのか?という声が多く聞こえた。

それらの質問・疑問に対してアンディー氏は、

「確かに秘密鍵の生成にはアルゴリズムのパターン生成が必要となるので、アートの要素を組み入れながらも、イメージを出力する際にアルゴリズムで多少の調整を行っているので問題はない。

また、値動きに関しては絵画にも「時価」という概念が存在するように、まさに仮想通貨は「時価」で換算してほしい。」

とコメントしている。

昨今の仮想通貨業界では、金が金を生むと言わんばかりのサービスばかりが誕生・注目され、今回のようなサービスはあまり多くない。

それだけに、今回アンディー氏が実現したアートの世界は、今後の仮想通貨市場全体に大きな影響を与えていく事は間違いないだろう。

ここまでの内容と考察

交わる事がないと思われていたアートの世界と仮想通貨業界。

そんな相反するような2つの業界がこの度、とある敏腕アートディレクターの手によって融合する事が確定したという今回のニュース。

絵画の中に書き手本人が所有するウォレットの秘密鍵が隠されており、それを見つけ次第すぐにそのウォレットから仮想通貨をもらえる事ができるとは、なんとも斬新なアイディアですよね。

発想そのものもお見事ですが、それ以上に「アート」の世界と絡めようと考えている辺りが常人には真似できない思考です。

今後はまさに、アートの世界や遊び心の精神が大事になってくるとの指摘も多いため、彼はこれからの世界を創る先駆者的存在になりえるかもしれません。

今後のアンディー氏の作品を初めとした、アート×仮想通貨の世界の発展に期待していきましょう!

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