仮想通貨の価格急落は、韓国市場のデータ除外が要因

昨日、仮想通貨に関するデータを提供する「CoinMarketCap」が韓国市場のデータを除外したため、世界平均価格が急激に下落したように見えた。

Coin Market Capにおける仮想通貨の総時価総額は14%低下し、8,140億ドル(約81兆4,000億円)から7,000億ドル(約70兆円)に急落。

ほとんどの仮想通貨の価格が下落する中、リップルの価格は特に大きく下落。時価総額ランキングでイーサリアムに抜かれ、現在3位となっている。

Coin Market Capの責任?

この仮想通貨価格の急落はあまりにも急激であったため、懐疑的なに思った人もいたのではないだろうか。

実はこの要因は、実際の仮想通貨価格の下落ではなく、仮想通貨の市場データを提供する「Coin Market Cap」のデータ取得の方針を変えたことである。

これに関して、Coin Market Capの運営側は仮想通貨に関するデータの集計から、韓国のデータを取り除いたという主張をしている。

韓国の取引所BithumbやCoinoneなどにおいて世界平均よりも仮想通貨が高い価格で取引されているため、見かけ上価格の急落に至った

また、仮想通貨の取引高に関しても韓国の市場が多くを占めていたため、Coin Market Capで開示されている取引高データも大きく下落している。

Bitcoin Foundationの共同設立者チャーリー・シュレム氏はツイッターで、今回の騒動に関して同様の発言をしている。

実際のCoin Market Capのデータ

Coin Market Capのデータから韓国市場のデータが取り除かれたことが、実際の取引に影響を与えている。

最も大きな影響を受けた仮想通貨であるリップルを見ると、韓国市場の価格はデータがCoin Market Capから除外されている。除外されたデータはアスタリスクで示されており、ビットコインやビットコインキャッシュなどの他のコインに関しても同様。

また、価格の推移をみるとある時点から価格が急落していることが分かる。

今回の仮想通貨価格の下落は、見かけ上のため問題ではないが、市場を一時的に混乱させた責任は大きい。まだ、未成熟の市場であるため仕方がないという側面があるが、Coin Market Capは説明責任を果たす必要があるのではないだろうか。

原典:「https://www.ccn.com/as-market-sees-hard-correction-overnight-community-points-to-coin-market-cap/」

ここまでの内容と考察

仮想通貨の韓国市場での価格と世界平均値に大きな乖離があることは半年ほど前から話題となっていましたね。

昨日報告しましたが、現在、韓国の取引所ではイーサリアムは世界平均よりも50%ほど高い価格で取引されています。

韓国の仮想通貨市場規模は、世界の中で数十%を占めているため、韓国の家格が世界平均を大きく押し上げる要因となっていました。

世界中の人々が見るCoin Market Capの価格が世界的に有名な取引所BittrexやBinance、Bitfinexで取引されている価格とあまりにも乖離しているというのは良くないということでCoin Market Capは韓国市場データの除外に踏み切ったのでしょう。

現在bitFlyerのビットコイン価格は約16,653ドル(約188万円)、世界平均は15,392ドル(約174万円)と10万円ほどの価格差があります。

今後、日本の仮想通貨市場の価格がこれ以上世界平均価格と乖離することがあれば、韓国市場と同じように日本の取引所のデータが除外される可能性もありますね。







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