CBOEにおいてビットコイン先物が上場!いきなり取引停止?

仮想通貨「ビットコイン」の先物が、12月10日に遂に上場。現在、18,000ドル近くで取引されている。

CBOE でのビットコイン先物上場

アメリカで最大級の先物取引所CBOEにおいて、アメリカで始めてビットコイン先物の取引が開始された。

多くのブローカーが投資家へのビットコイン先物の提供をためらっているため、取引高はビットコインの現物取引と比較して非常に低かった。

仮想通貨市場にとって、非常に大きな一歩であるビットコイン先物上場ですが、初日は順調ではなく、ビットコイン価格の急激な変動によって、CBOEのルールに則って取引が停止した。

先物取引開始直後の取引

先物取引開始によりビットコイン価格は暴落するという意見もあったが、ビットコイン先物上場後、順調に価格は推移した。

ビットコイン先物は16,522ドルで上場し、現在17,710ドル。日本時間の12月12日深夜に最高値である18,850ドルを付けている。

2月(XBT / G8)と3月(XBT / H8)のビットコイン先物は大幅に価格が下落。これらの商品はそれぞれ、19,000ドル以上で上場したが、現在の値は約18,000ドルとなっている。

ヘッジファンド・マネージャー、マイク・ノヴォグラッツ氏は、仮想通貨の価格上昇が年初来から続いているものの、まだ初期段階であることを強調した。

ノヴォグラッツ氏は「仮想通貨市場は投機的であるが、価格の上昇がとまるにはまだ早い。」と述べている。

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/cboe-bitcoin-futures-trade-near-18000-speculative-mania-carries-volume-past-3400-xbt/」

ここまでの内容と考察

遂にビットコイン先物が上場しましたね。ビットコイン先物には、

その期間によって異なる商品が取引されています。

2月ものとは、2月にビットコインをと交換する権利を表し、将来のビットコイン価格を予想して取引されます。

例えば、2月もののビットコイン先物が18,000ドル、3月ものが19,000ドルで取引されているとすると、市場は2月から3月の間にビットコインの価格が1,000ドル上昇すると予想しているということになります。

現在のところ機関投資家やプロの個人投資家からの巨額の資金が流入していないようですが、これから仮想通貨市場に巨額の資金が流れるとなると、荒れた市場となることも考えられます。

特に12月18日のCMEへのビットコイン先物上場の前後は注意が必要です。