BCHの価格が下落!マイニンググループの移動が原因?

ビットコインの下落を国際的な金融専門家が分析

ビットコインキャッシュのハッシュレートは、主ブロックチェーンのハッシュレートのちょうど5%に低下し、ここ1週間で急落した。その結果、マイニングが一部のマイナーに集中している。

ビットコインキャッシュのハッシュレートが440PH / sに落ちる

ビットコインのマイナーは、最も収益性の高いコインをマイニングするために、ビットコインとビットコインキャッシュのブロックチェーン間を手間なく移動できる。

そのため、マイニングの難易度が主ブロックチェーンよりも頻繁に調整され、ビットコインのキャッシュハッシュレートは変動が大きくなるというのである。

また、8月1日に発生したハードフォーク(UAHF)直後、ビットコインの収益性はビットコインキャッシュよりはるかに高かったため、ビットコインキャッシュに切り替えたマイナーは、金銭的利益以外の理由で行っていた。

ハードフォークから2週間後、ネットワーク難易度の調整が近づくにつれて、ビットコインキャッシュ価格が上昇し始めた。

難易度の調整後、ビットコインキャッシュのマイニング難易度が急激に低下したため、突然ハッシュパワーがビットコイン・キャッシュ・ネットワークに流入し始めた。

8月18日のピーク時、ビットコインキャッシュは主ブロックチェーンの収益性と比較して、234%の利益をもたらしていた。

さらに、8月22日にはビットコインキャッシュのハッシュレートが実際に数時間ビットコインを上回っていた時間があった。

しかし、このようなハッシュパワーの急激な上昇により、ほぼ毎分ブロックが発見され、収益が低下。それに伴い、マイナーが主ブロックチェーンのマイニングに移動してしまった。

現在、ビットコインのキャッシュハッシュレートは440PH / sまで下落しており、ビットコインとビットコインキャッシュのハッシュレート合計のわずか5%になっている。

また、ビットコインキャッシュのハッシュレートが一部のマイナーに急速に集中化している。それにより、理論的にはビットコインキャッシュを51%の攻撃に対して脆弱になってしまっている。

上のブロック分布図が示すように、F2Pool、Viaビットコイン、AntPoolは、ビットコインキャッシュのハッシュパワーを大幅に削減しており、直近144ブロックの75%が未知のマイナーやマイニンググループが占拠。

参考のためですが、主ビットコインブロックチェーンでは、、先週に採掘されたブロックのうち一つのマイニンググループが占めた割合は最高でたったの17%である。

原典:Bitcoin Cash Hashrate Plunges as Price, Mining Profitability Wane

ここまでの内容と考察

ビットコインキャッシュの価格が8月20日以降、徐々に下落しています。

簡単に今後のビットコインキャッシュの価格の予想をしてみましょう。

まず今回のビットコインキャッシュ価格上昇の要因は、ハッシュレートの上昇です。

今後、マイニング難易度が再び調整され、ビットコインキャッシュへハッシュレートが流れる際に、再度上昇する可能性もありますね。

長期的に同じことを繰り返すのかどうかは不明ですが、次回のマイニング難易度調整の前後に価格の変動が起こる可能性は十分にあるでしょう。

ただ、ビットコインキャッシュはビットコインと全く同じ機能を持っているので、長期的に見ると価値があるとは思えないので、あまりおすすめはしません!

ビットコインキャッシュを購入するなら、ビットコインを保有するほうが固そうですね!