ビットコインの取引承認待ちが20万件、送金詰まりが悪化

ビットコインの未確認の取引が急増。20万件を超えトータルの送金待ちは約1,500BTC(約225億円)に達している。

送金詰まりの要因

送金詰まりが深刻化している要因は、仮想通貨市場への新規参入者の増加に伴う取引数の増加である。

世界有数の取引所であるbittrexは新規登録者数の急増に伴い、サービスのキャパシティをオーバー。12月24日現在、新規登録を停止している。

また、Bitflyerは、送金スピードを向上させるために送金手数料を0.0004BTCから0.0015BTCに値上げすることを発表した。ビットコインの送金スピードが手数料に左右されるため、手数料を多く設定すれば優先的に取引が処理される。これによりビットフライヤーからビットコインを送金する場合、送金詰まりを心配する必要がなくなる。

一方で、0.0015BTC(約3,000円)が一回の送金でかかることを考えると、少額のビットコインで送金するにはあまりにも高額と言える。

ビットコイン送金詰まりの影響

仮想通貨全体の中で、ビットコインは基軸通貨として他の仮想通貨の取引の懸け橋となっている。

しかし、送金時間の遅延や送金手数料の上昇により、その立ち位置が危うくなっている。

現在、他の取引所で仮想通貨を購入する場合、ビットコインを購入、送金。その後ビットコインでアルトコインを購入するという流れが一般的であるが、送金詰まりの影響で他の仮想通貨が送金に使用されることが増えている。

そんな中、ビットコインのかわりに使用される仮想通貨として有力なのがビットコインキャッシュである。

大手取引所Coinbaseにおいてビットコインキャッシュをビットコインと同様に基軸通貨として設定するなど、ビットコインからビットコインキャッシュに基軸通貨としての役割が代替される流れがある。

今後の予測

今後この状況が改善されなければ、取引に向かないビットコインは安全資産としての役割を担うようになり、代わりに現在のビットコインの役割はビットコインキャッシュが担うようになる可能性が高い。

ただ、世界各国の取引所ではビットコイン建てでの仮想通貨の取引が一般的となっているため、ビットコインキャッシュが取引所においてさらに影響力を強める必要がある。

今後、ビットコインキャッシュを推進しているロジャー・バー氏やジハンウー氏の動きが強まるかどうかにかかっている。


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