ハイパーインフレのジンバブエでビットコイン価格が12,400ドルを記録

ハイパーインフレのジンバブエでビットコイン価格が12,400ドルを記録

今週ビットコインの価格は過去最高値を更新。11月2日には世界平均で6,800ドルを超えている。

そんな中、現在の価格は高すぎるという判断からビットコイン購入になかなか踏み切れない投資家も多い。

一方で、ジンバブエのような新興国では、現地通貨のレートが不安定なため、しばしば世界平均をはるかに上回るレートでビットコインが取引されることがあるのだが、現在は異常なビットコイン価格上昇が記録されている。

現在、世界で最も高値でビットコインが取引されている「ジンバブエ」のビットコイン交換所「Golix」ではビットコイン価格の最高値がなんと12,400ドル。

Golixでは、31日に世界平均価格を87%上回る12,400ドルで取引されている。10月20日から世界平均のビットコイン価格が1,000ドル上昇したのに対して、Golixでは2,400ドルの上昇を見せている。

このようなジンバブエにおけるビットコイン需要の急増の背景には、ジンバブエ人が2009年に直面したハイパーインフレの影響が大きい。2009年に発生したハイパーインフレにより、ジンバブエの法定通貨の価値がほぼゼロに。3.5京ジンバブエドルが1アメリカドルと同等の価値を持つという悲惨な状況であった。

その後、2015年に法定通貨が廃止され、現在他の国家が発行した法定通貨での商取引が行われているのだが、同時にデジタル取引の需要が急増したことで、現在のビットコイン需要急増につながっている。

これに対し、ビットコイン交換所Golixを運営するエウカイ・クサンガヤ氏は、現地のニュースのインタビューで「ビットコイン取引は、現金が不要である。顧客が現金が不要だと考えているためビットコインでの決済は非常に便利だ。」

と述べている。

政府が資本管理政策の一環としてビットコインの使用を禁止しようとしているが、それらを禁止する方法を持っておらず、失敗する可能性が高いと予測されている。

その結果、ジンバブエのアナリスト、ナイジェル・ガンバンガ氏は「政府が正式にビットコインを規制するのではなく、逆に合法化したとしても驚くべきことではない」と語っている。

原典:https://www.cryptocoinsnews.com/bitcoin-price-climbs-12400-zimbabwe/

ここまでの内容と考察

法定通貨のないジンバブエでビットコインの需要が急増していますが、もしジンバブエでのビットコインをはじめとした仮想通貨の普及が進めば、ほかの発展途上国に広まるのではないでしょうか。

日本のように金融制度が整っていたり、銀行が既得権益を握っていたりする国ではなかなかビットコインが普及することは考えづらいです。

しかし、発展途上国では制度も整っていないため、逆に新しいものが取り入れやすい環境だと思います。

また、発展途上国では、偽札がひろまっているためキャッシュレス化が進みやすい環境です。加えて、ビットコインに対抗して日本や欧米のように銀行が独自の仮想通貨を発行することもありません。

となるとビットコインが普及していく土壌が整っていると言えるのではないでしょうか。

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