ビットコイン価格が6万ドルに達するにはさらなる需要増が必要か

仮想通貨のアナリストのタイ・ロペス氏が、世界の億万長者が株式の1%をビットコインに配分すれば、ビットコインの価格は2018年には6万ドル(660万円)に達する可能性があると述べている。

フォーブスのレポートによると、世界中に1500万人億万長者がおり、アメリカとカナダには500万人以上が居住している。

6万ドルの可能性

億万長者の投資家であり伝説のヘッジファンドマイク・ノボグラッツ氏は、ビットコインの価格が短期的に2018年末までに4万ドルを容易に上回ると予測している。

ノボグラッツ氏の予測は、ビットコイン先物上場に伴う機関投資家の資産の流入である。

「世界各地に大きな波が生まれており、ビットコインは2018年末に4万ドルになる可能性があります」

とノボグラッツ氏は述べている。

ビットコイン先物を上場した証券取引所であるCBOEは、機関投資家からの需要が急速に増加していることを示している。

1兆の時価総額

ビットコインの時価総額は、3,000億ドル(約33兆円)を上回っているが、価格が5万ドル(約550万円)を超えるためには、時価総額は1兆ドル(約110兆円)に達する必要がある。

Coinbase CEOのブライアン・アームストロング氏をはじめとするアナリストは、約100億ドルの機関投資家からの資金がビットコインに投資されると予測。しかし、現在の取引量は160億ドル以上で、2018年末までに機関投資家が投資する金額を大幅に上回っている。

つまり、ビットコインの価格が6万ドル(約660万円)になるためには、さらなる資金がビットコインに流入する必要がある。