ビットコインのライトニングネットワーク決済が100店舗でついに開始?

仮想通貨での決済サービスを提供しているCoinGate(コインゲート)は、ライトニングネットワークによるビットコインでのテスト決済を100店舗で開始するとCointelegraphに発表した。

CoinGate社の公式ブログによると、まずテスト決済としてeスポーツのブックメーカーサイトやオンラインECサイト、アダルトエンタメサイトなどで実装するという。

そもそも「ライトニングネットワーク」とは、ビットコインが持つスケーリング問題を解決するために導入されるソリューション。

取引トランザクションをメインチェーンではなく、オフチェーンで実行することで負担を軽減していくものだ。

このライトニングネットワークに対してCoinGateのCTOである(リーティス・ビエリャウスカス)氏は、

「この技術はまだ新しく、ユーザーにとって使いやすいとは言えない。

まず消費者に向けた実用的なアプリが出るまで1~2年。そして企業がこれを受け入れ始めるのはもっと先になるはずだ」

と述べている。

ちなみにもしライトニングネットワーク決済によってビットコインが失われた場合、それはCoinGateが負担するとも発表しており、この技術が初期段階であるが故になにがあるかわからないとも言及している。

原典:「Payment Service CoinGate Launches Bitcoin Lightning Network Pilot for 100 Merchants

ここまでの内容と考察

誕生してからずっとビットコインが抱えている「スケーラビリティ問題」。

需要が高まる一方でそれを処理できず、トランザクションの処理に時間がかかってしまうというものでした。

ライトニングネットワークとはそれを解決するために考案された方法で、メインチェーンの負担を軽減できる案として注目されていました。

今回実際にテストとして導入されるとのことですので、この結果次第ではビットコインの需要も増えてくるかもしれませんね!