ビットコイン価格は韓国取引所の需要増で4,315ドルを突破

ビットコイン価格は韓国取引所の需要増で4,315ドルを突破

韓国の仮想通貨取引所においてビットコイン需要が急増したことで、ビットコインは今週火曜日と水曜日の価格下落から回復した。

ビットコイン価格は4,315ドルに上昇

10月5日(木)の朝、ビットコインの価格が下落し始め、日本時間の18時に4,164ドル(約458,040円)まで下がった。

しかし、ビットコイン価格はその後上昇したため、現在の世界平均価格は4,315ドル(約474,650円)になっている。

韓国取引所「Bithumb」の需要が急増

BTC /KRW(コリアンウォン)は現在、需要の急増により、世界平均を46ドル(約5,060円)上回る4,361ドル(約479,710円)で取引されている。

これは、ドル(約円)建てでのビットコイン取引量が最も多い仮想通貨取引所である「Bitfinex」のBTC / USDよりも52ドル(約5,720円)高い。

また、ユーロ建てでのビットコイン取引量が世界一である仮想通貨取引所「kraken」もビットコインの平均取引価格を大幅に上回っており、現在4329ドル(約476,190円)。

一方、興味深いことに、世界で最も取引量が多いBTC / JPY(日本円)での取引価格は、わずか4,302ドル(約473,220円)である。

BTC / KRWでの取引価格がしばしば世界平均価格よりも遅れて価格が推移することを考えると、韓国人のビットコイン需要が増加しているとは言い切れない。

しかし、アナリストらは、

「今年の第4四半期に、ビットコイン価格が上昇を続ける」

という予測をしている。

この予測に疑いの目を持つ人もいるが、実際にこの予測を裏打ちする要因がいくつかある。

最も注目すべきは、ゴールドマン・サックスのCEOであるLloyd Blankfein(ロイド・ブランクフェイン氏)が最近、

「ビットコイン市場参入については現在検討中である」

と述べていることである。

また、ビットコインの価値に対して懐疑的な考えを持つ実業家、Mark Cuban(マーク・キューバン氏)でさえ、ビットコインへの投資を始めている。

加えて、中国国営テレビ新華社通信は、

「中国政府は、中期的には仮想通貨の規制をやわらげ、中国国内での仮想通貨取引を認める」

と発表している。

原典:「Bitcoin Price Punches Past $4,315 in Korea-Fueled Rally

ここまでの内容と考察

韓国でのビットコインの需要の伸びによって、世界のビットコイン価格が押し上げられています。

日本の需要もまだまだ伸びている最中であり、韓国の需要も急増してきました。

今後、アジア諸国、ヨーロッパなどに広がっていけば、さらなる価格上昇が見込めることは間違いないでしょう。

また、これまで価格急落の要因となっていた中国の規制強化も出尽くした感があり、今後しばらくなさそうです。

本文でもあるように、管理人も今年中は徐々に価格上昇し続け6,000ドル(約円)まではビットコイン価格が上昇しそうだと思います。

価格が落ち着いており、価格下落要因がSegWit2xの問題しかない中、買い増し時ではないでしょうか。