ビットコインの価格が2021年までに$ 100,000 に達する?

ビットコインの価格が2021年に 100,000 に達する?

ビットコインの価格は過去最高を記録しています。8月9日にsegwitがロックインされた後、1ビットコインの価格が1BTC=3,400ドル(37万円)を超えました。

ビットコインの価格は現在、今年の始めの3倍になっているのですが、多くのアナリストやトレーダーらは、さらに価格は上昇すると考えています。ゴールドマンサックスのチーフアナリストは、現在の価格上昇の勢いで、1BTC=3,900ドル(約42万円)に達すると考えています。

加えて、RTアナリストで仮想通貨投資のパイオニアであるMax Keiser (マックスカイザー氏)は1BTC=5,000ドル(約54万円)になる可能性があると主張しています。

また、ハーバード大学の経済学者で、ビートコイン投資家のDennis Port(デニス・ポルト氏)は、数年後には、上記のどちらの予測よりもはるかに高い価格まで上昇すると考えています。

Business Insider UKとのインタビューでは、

「いわゆるデジタル技術の黄金法則の一つである、ムーアの法則に従えば、2021年2月には、1ビットコインあたりの価格が1BTC=100,000ドル(約1,000万円)に達する可能性がある。」

とポルト氏は説明しています。

ムーアの法則によると、ビットコイン価格が2021年に$ 100,000を超える?!

ポルト氏によると、急速に進歩する技術は、一定期間内にその性能が倍増します。
伝統的に、ムーアの法則はコンピューティング技術に適用されてきましたが、ビットコインの価格はこれまで8ヵ月ごとに倍増しています。

ムーアの法則は、特に回路上のトランジスタの数に適用されますが、デジタル技術にも応用できます。
指数関数的に成長している技術も一定期間内に、2倍の発展をする時期が存在するのです。

もちろん、ムーアの法則は無限に広がることはできません。最終的に、回路はそれ以上トランジスタを増加できなくなります。

それと同様に、ビットコインの価格は永久に8ヶ月ごとに2倍になることはありません。ビットコインがクリティカル・マスに達すると、その価格上昇率は低下することになるのです。

ポルト氏は、短期的に、ビットコインにムーアの法則が適用されると仮定すると、2021年2月までに1BTC=100,000ドル(約1,000万円)を超えると予測しています。分かりやすくするために、現在のBTC供給量で計算すると、ビットコインの時価総額は1.65兆ドル(約175兆円)となります。

言うまでもないことですが、もしビットコイン価格が1BTC=100,000ドル(約1,000万円)となり、現在のビットコイン投資家がビットコインを売るという誘惑に抵抗することができれば、彼らは興奮するでしょう。

一方、1BTC=100,000ドルでは満足していないであろう投資家が、少なくとも一人います。それは、John Mcafee(ジョン・マカフィー氏)です。

彼は、奇抜なソフトウェアのパイオニアで、かつて将来有望な大統領候補として期待されていた人物でもあります。彼は、ビットコインの価格が2020年までに1BTC=500,000ドル(約5,400万円)に達しなかった場合は、ライブのテレビで衝撃的な解剖学的なことをすると約束しているのです。

原典:「Here’s How the Bitcoin Price Reaches $100,000 by 2021

ここまでの内容と考察

ビットコインの価格が、8月9日に最高値を更新し、今後さらなる価格が上昇するだろうという内容である。
海外のビットコイン有識者のコメントもあり、価格上昇の可能性を裏付ける内容が盛り込まれている。

では、これからビットコインを購入したい、もしくは買い増ししたいと思った場合、ベストな購入タイミングはいつなのか。
スタンスによるが、「もう少し待つべき」だと思う。

8月9日にビットコインの最高値が更新されていることから、ビットコインは現在高値圏である。ここから数週間で、2割~3割価格が下落する可能性も十分にある。

なので価格が下落して、底値のタイミングで購入することがベストだと言える。