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BINANCEのCEO趙長鵬氏「VCの投資家は何も理解していない」
- 2018/5/9
- 仮想通貨の最新ニュース
世界最大級仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」のCEO趙長鵬(ツァオ・シャンペン)氏が先日驚きの発言をした。
趙氏は自身のブログで、
「VCの投資家は、投資しているプロジェクトや分野について何も知らない。」
と述べ、VC(ベンチャーキャピタル)の投資家を批判するような発言をしている。
さらに趙氏は、VCよりICOの方が優れた資金調達方法だと続け、
「私自身、数百近くのプロジェクトを間近に見てきたが、ICOによる資金調達は従来のVCより少なくとも100倍ほど容易だと言える。
資金調達がより容易になることで、スタートアップ(事業を立ち上げたばかりの企業)が多くの資金を手に入れることができる。
資金力を持つスタートアップがこれまでの100倍近く増えるだろう。」
とICOを支持する姿勢を見せていた。
ちなみに彼のブログの最後には、現在VCの投資家はほとんどICOで投資をしていると述べており、こういった発言によってICOを行う企業が増えるのか注目だ。
原典:「Binance CEO Calls ICOs Necessary And ‘100 Times Easier Than Traditional Venture Capital’」
ここまでの内容と考察
趙氏がVCの投資家を批判する狙いはICOを活発化させる狙いがあると考えられます。
VCの投資家はプロジェクトを理解していないと批判しつつも、ICOの方が優れた資金調達方法だと発言しているあたり、資金調達を行う企業をICOに移行させようとしていることが伺えます。
もし、ICOが活発化すれば、BINANCEに上場しようとする仮想通貨が増えるのではないでしょうか。
人気がある仮想通貨の上場は、BINANCEの取引量増加につながります。
BINANCEは取引量が増えるので、結果的に利益を上げることができます。
果たして、趙氏の発言がどのように影響してくるのか気になるところです。