イーサリアム決済開始?国内で利用できる店舗や今後を完全網羅

イーサリアム決済開始?国内で利用できる店舗や今後を完全網羅

気になるイーサリアムの決済可能店舗や使い方は?

2017の8月頃から騒がれていたイーサリアムの決済サービスがいよいよ始まりました。

2015年7月に登場したイーサリアムですが、現在時価総額はビットコインに次ぐ大きさの約3兆円まで拡大しています。3.6兆円は国内生命保険の市場規模とほぼ同じと考えると非常に大きな額と感じます。ここまで成長したことを考えると決済サービススタートも驚くことではないですね。

そんなイーサリアムの決済サービスについて「買い物の時のイーサリアムの使い方は?」「メリットはあるの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

そこでここでは、イーサリアムの決済が可能になった店舗や、イーサリアムで決済をするシステムのメリットについてご紹介していきます。

では、まずはイーサリアムの決済が可能になったという関する2017年9月のニュースを見ていきましょう!

イーサリアムの決済システム2017年7月に開始

これまで仮想通貨の決済は、ビットコインのみ可能でしたが、イーサリアムでの決済が実店舗で可能になります。

このイーサリアムによる決済のサービスは、「BITPoint」という仮想通貨の取引所を運営する「株式会社リミックスポイント」が初めるサービスです。

リミックスポイントはイーサリアムで支払い可能になる決済システムを、主に小売店舗や飲食店舗での導入を進める予定で、年内に5万店舗への導入を計画しています。

これを機にイーサリアムが実際の決済手段として普及していくことが期待されます。

また、リミックスポイントは下のような発表をしています。

仮想通貨決済サービスにビットコインに加えてイーサリアムが入ることで、仮想通貨決済の利便性の向上および普及促進が期待されます。

なお、ビットコインまたはイーサリアムによって顧客が代金決済をした場合でも、仮想通貨決済導入店舗はBITPointから日本円で受け取れるため、導入店舗は仮想通貨の価格変動リスク等は負いません。

また、クレジットカード決済に比べ、仮想通貨決済は手数料が割安となり、かつ、原則として即日取引口座に現金が入金される(*)ことから、導入店舗においては、決済手数料の削減と資金効率の向上が期待できます。

出展:「BITPointが仮想通貨「イーサリアム」での店舗決済サービスを8月に開始 -ビットコインに次ぐメジャー仮想通貨「イーサリアム」での決済が可能へ-

私たちは、イーサリアムによって決済可能になりますが、導入店舗側もクレジットカード決済より手数料が安くなったり、資金効率化が図れるということです

ただイーサリアムは取引スピードが遅いに問題を抱えています。リミックスポイントが出すイーサリアム決済システムを利用することで、決済スピードは問題にならないのでしょうか?

次で見ていきましょう。

買い物した際の取引スピードや店舗での可能反映時間は?

イーサリアムは、ビットコインに比べて決済スピードの速いと言われています。このスピードを決める要因がマイニング時のブロックの生成スピードです。

ビットコインでは10分にいつのブロックが作られるため、どんなに早くても10分はかかることとなります。

一方で、イーサリアムの場合は15秒程度で1つのブロックが作られるため、単純計算で40倍の速度を持っていると言えます。

ただ、イーサリアムの送金には数分かかり(ビットコインは10分ほどかかるのでそれと比べたら早いですが)まだまだイーサリアムを利用して決済をするには時間がかかりすぎます。

その対策として、後でご紹介するハードフォークによるアップデートで解決しようとしているので、今後さらに決済スピードが速くなると言われています。

また、決済されたイーサリアムはほとんどの場合その日のうちにBITPointから日本円で振り込まれるため、決済システム導入店舗は仮想通貨の価格変動リスクを負う必要はありません。

加えて、現在多くの金融機関でも決済サービスにイーサリアムの技術を応用していこうという動きもあります。イーサリアムが金融機関での導入が検討されているということはそれだけ、決済インフラとして認められて来ているのではないでしょうか。

アップデートを控えたethereumの今後や使い方

さて、決済手段としての存在感が今後増していく可能性が高いイーサリアムですが、イーサリアムのハードフォークについてご紹介いたします。

8月にはビットコインがハードフォークを行い、ビットコインとビットコインキャッシュに分裂、10月にはビットコインとビットコインゴールドに分裂したことはご存知の方も多いと思います。

このせいもあってか「ハードフォーク=分裂」というネガティブなイメージが持たれている印象です。

しかし、ハードフォークは簡単に言えばアップデートです。例えば、先日はネム(XEM)のハードフォークが行われ、送金手数料が95%カットされるようになりました。

イーサリアムでは全部で4段階のハードフォークが予定されており、現在2段階目までが完了しています。今月に第3代階に移行しより洗練されたイーサリアムになる予定です。

ちなみに、イーサリアムのハードフォークの1段階目は「フロンティア」、2段階目は「ホームステッド」、3段階目は「メトロポリス」、4段階目は「セレニティ」と呼ばれています。

今回はメトロポリスが10月17日に行われる予定です。

このイーサリアムのアップデートにより変更される点は大きく以下の4点です。


①マイニング難易度の簡易化

②スマートコントラクトの簡略化

③セキュリティの強化

④匿名性の強化

これらはすべて決済手段としてのイーサリアムに影響を与えます。

まず一点目のマイニング難易度の簡易化についてです。現在イーサリアムはそのシステムの特徴上、マイニングの難易度が上昇してきています。

これによってマイニングに必要なコストが大きくなり、イーサリアムの決済手数料の安さという優位性が薄れていしまします。

そこで今回のハードフォークによって、この難易度の調整が行われます。これによって、マイニングをより効率的に行うことができるようになると期待されています。

2点目のスマートコントラクトの簡略化について見てみましょう。難しいプログラミングを不要にし、スマートコントラクトの実装がより簡単になるといわれています。

これによって、イーサリアムを利用したサービスの開発が加速すると考えられます。また、簡易化といってもパワーダウンするわけではなく、むしろバージョンアップですので、より高額な商取引でのイーサリアム活用が見込まれます。

3点目がイーサリアムのセキュリティの強化です。イーサリアムは、セキュリティ問題がよく取りざたされます。

4つ目がイーサリアムの匿名性強化です。スマートコントラクトの特徴が高い匿名性を必要とするシステムであるため、この部分の強化は非常に重要です。

いくら取引記録が正確に保存されていたとしても、契約内容が漏洩していては意味がありません。

今回のイーサリアムハードフォークでは新しく「zk-SNARKs」と呼ばれる技術を導入します。これによって、これまで以上に匿名性の高い取引が可能になります。

このようなアップデートを控えているイーサリアムには一段の期待が集まりそうです。

今回のハードフォークは第三段階です。

もう一段階のイーサリアムアップデートもあります。

現在のイーサリアムは、まだ本格的に決済手段として普及しているとは言えない状態です。ですが今後ますます多くの企業がイーサリアム決済を採用し、決済システムを利用してビジネスを拡大していくと思われます。

そうなれば、個人の生活の中にもイーサリアムが浸透していき、活発に決済やそれ以外にも使用されるようになる可能性があります。

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