編集部のコラム:今夜のビットコイン分岐と今後

ビットコイン3つの魅力

いよいよビットコインの分岐(21:20)まであとわずかになってきました。

2018年のビットコイン誕生から現在までにおいて、本日8月1日が最も歴史的な瞬間になるのではと言われています。実は編集部の私もかなりソワソワしてきています。笑

ビットコインの分岐は8月1日21時20分に行われ、そのハードフォークが行われると「ビットコイン(BTC)」と「ビットコインキャッシュ(BCC)」の2つに分岐されます。

そもそもなんで分岐することになったのかはこちら

仮想通貨市場全体も浮足立っているのか、全体的に価格が上昇しており、ビットコインも再び32万円代まで上昇しました。

他のアルトコインも軒並み上昇しており、イーサリアムに至っては10%もの上昇を見せていました。

さて、今回のコラムでは本日21時に予定されているハードフォークによって誕生する「ビットコインキャッシュ(BCC)」や今後についてまとめていこうと思います。

ハードフォークから誕生する「ビットコインキャッシュ(BCC)」とは

ビットコインキャッシュは当初誕生するはずではなかった仮想通貨です。というのも、元々は「ビットコインアンリミテッド(BCU)」に分岐する予定でした。

ところが、UAHF(ユーザーアクティベート・ハードフォーク)による分岐を推奨していた中国の最大手マイニンググループ「Bitmain」のCEOジハン・ウー氏が7月17日に、新たなフォーク案と発表しました。

それがビットコインキャッシュ(BCC)へのフォーク案です。それまでの経緯などは割愛しますが、このビットコインキャッシュへのフォーク案はビットコインアンリミテッドのスピンオフとして発表されました。

結局ビットコインキャッシュへのハードフォーク案が決まり、現在はその渦中にいるというわけですね。

そんなビットコインキャッシュ(BCC)は以下のような特徴を持って発行されます。

・ブロックサイズは8MB
・現ビットコイン所有者は同じ量のビットコインキャッシュを得ることが出来る
・リプレイプロテクションがついている

ビットコインにおける長年の課題であったスケーラビリティを解決するためにも、新たに発行されるビットコインキャッシュのブロックサイズは一気に8MBになります。

また既に至るところで騒がれていますが、取引所やウォレットによっては所有BTCと同じ分だけのBCCが付与されます。既に取り扱いを発表している取引所は「BTCBOX」や「bitFlyer」、「Kraken」といった大手取引所になります。

3つ目のリプレイプロテクションというのは、現ビットコインのチェーン(レガシーチェーン)と分岐後のチェーンが交わらないようにするシステムのことをいい、このプロテクションがあることによってビットコインキャッシュは安全なアルトコインとして存在することになります。

ちなみに現在ビットコインキャッシュはViaBTCで先物取引されており、約6万円で取引されています。先物取引ですので、21時を迎えると、一斉に買いの予約注文をしていた分が流れていくというわけですね。

今後はどうなる?

では8月1日以降はどうなるのでしょうか?

分岐後、ビットコインキャッシュはイーサリアムクラシックのように完全なアルトコインになるようです。

ここからは個人的な見解ですが、ビットコインは分岐後一旦下落しつつも、1BTC=32万円を超えるだろうと予測しています。結局世界中はビットコイン中心に整備され始めているのでなんだかんだビットコインの需要はなくならないでしょう。

むしろこの歴史的な分岐事件によって世間からの注目はさらに高まり、ビットコインの価格は今後どんどん上昇していくだろうと。

先日NHKの「クローズアップ現代」でビットコインをはじめとする仮想通貨が取り扱われ、今やニュースでもビットコインが扱われています。

さらに一部のビットコインユーザーの間では「1BTC=55万円以上になる」とも言われていますので、今のうちに買っておくのが良いでしょうね。

一方ビットコインキャッシュは正直わかりません。笑

ビットコインキャッシュは単純に将来的に価値が上がるだろうというレベルでしかありません。現状、どんなことに使われるのかも定かではないので、わからないとしか言えません。笑

このコラムを書いている間にも刻々と時間は過ぎていますので、また最新情報が配信され次第更新しようと思います!