ビットコインゴールドの価格は?相場から購入できる取引所まで解説!

ビットコインゴールドの価格は?相場から購入できる取引所まで解説!

取引所での配布は?ビットコインゴールドをチャートまでご紹介!

昨年、値段が高騰したことで一気に注目を集めた仮想通貨。皆さんも実際にビットコインなどを購入した経験があるのではないでしょうか。

そんな仮想通貨にBitcoin Gold(ビットコインゴールド)という種類があることを知ってますか。

「名前は聞いたことがあるけど、よく分からない。」

「Bitcoin GoldとBitcoinは結局何が違うの?」

そんな疑問を持っている人も多いことでしょう。そこで今回は、特徴から購入できる取引所までビットコインゴールドについての情報を分かりやすく解説していきます。

全く知らないという人もぜひ最後までチェックして、ビットコインゴールドの理解を深めていきましょう。

それでは早速、ビットコインゴールドとはどんな通貨なのかについて説明していきます。

ビットコインゴールドってどんな通貨?

Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)とは、2017年10月にビットコイン(BTC)から分裂して誕生した仮想通貨のことです。そのため、ビットコインという名前がついています。通貨単位はBTGで表します。

通貨名 Bitcoin Gold
公開日 2017年10月
創設者
時価総額 約12億7,600万ドル(2018年4月現在)
時価総額順位 22位(2018年4月現在)
発行上限枚数 2,100万枚

 

もう一つビットコインゴールドと同じように、ビットコインから分裂した仮想通貨としてビットコインキャッシュがありますが、基本的な仕組みはどちらもビットコインと似ています。

ではなぜ、ビットコインから分裂するのかといえば、性能をより良くしよう、あるいはこの問題点を直そうとした時にみんなの意見がなかなか折り合えないため、新たな仮想通貨を開発しようとするのです。

ビットコインキャッシュの場合は、ビットコインのブロック生成にかかる時間をより短くしようという目的のもと分裂し、開発されました。

それでは、ビットコインゴールドが分裂した理由はどこにあるのでしょう。

ビットコインは、現在中国企業などの一部の業者にマイニングが偏っている状況です。大量の資金を投入してマイニングし続けることで、ビットコイン市場で大きな発言権を握るようになったのです。

しかし、これは通貨の非中央集権化を理念として作られたビットコインにとって好ましくないことです。そこで、この状況を解決しようとしてビットコインから分裂したのがビットコインゴールドという通貨でした。

そしてこのことは、ビットコインゴールドが持つ特徴にも紐づいてきます。

続いては、そのビットコインゴールドの特徴を見ていきましょう。

他と違うマイニングの特徴

他と違うマイニングの特徴!

ビットコインの分裂によって開発されたビットコインゴールドは、マイニングをより平等にできるようにすることを目的とした仮想通貨です。そのため、マイニングの面で独自の特徴を持っているのです。

ここでは、そのビットコインゴールドのマイニングについて紹介していきます。

難易度の調整間隔が短い

ビットコインの場合、マイニングにかかる計算時間が10分くらいになるように、難易度が2週間に1回調節されます。

しかし、マイニングをする人の計算能力が上がり、10分以下の時間で計算処理されると、2週間の間はビットコインがどんどん発行されていきます。

つまり、ビットコインの供給が増えることで、予想よりも早く発行上限に達する可能性があるのです。

そこで、ビットコインゴールドは難易度変更を新たなブロックが生成されたときに行うようにしたのです。より細かく難易度変更をして、コインの発行ペースを一定に保てるようにしました。

また、マイニングの難易度は競争が激しくなればなるほど、どんどん上がっていくので、ビットコインのマイニングは今や個人では太刀打ちできません。

ビットコインゴールドでは、難易度が高まりすぎて一部の業者が市場が独占するということがないよう難易度の調整間隔をより早めにしているのです。これによって、個人でもマイニングできるチャンスが与えられました。

これはビットコインゴールドの大きなメリットと言えるでしょう。

そして、ビットコインゴールドには市場の非中央集権化を進めるための特徴が、もう一つあります。次はそちらを見ていきましょう。

ASICが使えない

ビットコインのマイニングが中央集権化した大きな要因としてASICというマイニングマシンの存在がありました。

ASICはマイニングをするために作られた専用のハードウェアで計算能力がとても高い機械です。しかし、その分電気代が非常にかかります。

つまり、このASICをどれだけ用意して、いかに安い電気代でそれを動かせるかにかかっているというのが実情です。

これでは、マイニングに対してお金をかけることのできる大きな規模の組織しか利益を得ることができません。

そこで、ビットコインゴールドでは、アルゴリズムを変更し、ASICを利用していなくても、通常のPCにあるシステムでマイニングが可能になりました。

誰でも参加できるので、中央集権化を防ぐことができるのです。

このように、ビットコインゴールドはマイニングにおいてビットコインと異なる特徴を持っています。

では、どこの取引所であればビットコインゴールドを購入できるのでしょう。次はそちらを見ていきます。

購入できる取引所は?

実は、日本の仮想通貨取引所でビットコインゴールドが取り扱われているところが現在ありません。

国内でも有数の取引所であるbitflyerは、公式発表で安全性が確認でき次第取り扱い及び配布を行うとしています。

いろいろな情報が錯綜していますが、他の取引所もほぼ同様の状況であるため、各取引所がビットコインゴールドに対してどのような対応をするのかに注目が集まっています。

一方、海外の取引所であれば、ビットコインゴールドを取り扱ってるところがあるので、購入する場合には海外の取引所を使うと良いでしょう。

特にBinanceは2017年に上海で設立されてから、急速に成長し、ビットコインゴールドを含めて100以上の仮想通貨を扱っています。日本の取引所より手数料が安いのでおすすめです。

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海外の取引所に登録しておくと、今回のビットコインゴールドのように国内では扱っていない仮想通貨も取引可能なので便利です。