MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の使い方は?メリットから登録方法まで解説!

マイイーサウォレットの使い方は?メリットから登録方法まで解説!

ETHトークンを保管したい!マイイーサウォレットの使い方とは?

2017年から急激に普及し始めた仮想通貨。

需要の増加とともに投資家の数も増え、仮想通貨の売買が以前より活発に行われています。

しかしそれと同時に増えているのは、ハッキングをはじめとする仮想通貨の事件。

セキュリティがしっかりしているウォレットで保管していないと、いつの間にか仮想通貨がなくなっているなんてこともあるのです。

そこでおすすめなのが、今回紹介する「My Ether Wallet(マイイーサウォレット)」。マイイーサウォレットはイーサリアム(ETH)をはじめ、100種類近くの仮想通貨に対応しているウォレットで、使い勝手が良いと評判があります。

「マイイーサウォレット作りたいけど、よくわからない」
「どうやって使うの?」

今回は、これから仮想通貨投資を始めようと考えている方向けに、マイイーサウォレットの特徴やメリット、そして作り方や使い方まで解説していきます!

マイイーサウォレットの特徴とは?

マイイーサウォレットの特徴

「Augur(オーガー)」や「Golem(ゴーレム)」といったイーサリアムベースの仮想通貨を保管することができるMy ether wallet (マイイーサウォレット)は、様々ななトークンに対応している点や使い勝手の良さから多くの利用者がいます。

そんなマイイーサウォレットには他にも、「日本語に対応している」と「高い安全性」の2つの特徴もありますのでそれぞれ見ていきましょう。

日本語に対応している

仮想通貨の関連サービスは英語や中国語にしか対応していないものが多く、日本人はなかなか始めにくいという現実があります。

しかしマイイーサウォレットは、日本語に対応していますので、英語や中国語がわからない方でも安心してウォレットを作成・使用することができますね。

この後始め方や使用方法について紹介しますが、日本人利用者も多いので、ネットで情報を得やすいというメリットもあります。

高い安全性

仮想通貨のトランザクションには、「秘密鍵」が必要です。

秘密鍵というのはウォレットへのログインや売買を行う際に必要な鍵のことをいい、マイイーサウォレットではウォレットのログイン時に必要になります。

ログイン時に必要なのが秘密鍵のみということは、一方で秘密鍵さえ知っていれば誰でもログインすることが可能だとも言えます。

つまり秘密鍵が自分以外の人に知られてしまうとログインを許してしまうことになるので、ハッキングされるというリスクもあるのです。しかも秘密鍵をオンラインサーバーなどで保管するタイプのウォレットは、サーバーがハッキングされてしまうだけで秘密鍵が流出してしまう恐れもあるのです。

その点マイイーサウォレットは、秘密鍵をオンライン上で保存しないので、サーバーがハッキングを受けるなどしてウォレットの中身が流出することはありません。

ウォレット作成時に発行される秘密鍵を失くさないようにメモに記しておけば、秘密鍵流出によるハッキングはほとんどないと言えるでしょう。

またこの秘密鍵さえあればどの端末からでもアクセスできるので、利便性も高いと評判があります。

ここまで、マイイーサウォレットの特徴として「日本語に対応している」と「高い安全性」を紹介してきました。次では実際にウォレットの登録・作成方法について見ていきましょう!

MyEtherWalletへの登録方法は?

ではマイイーサウォレットの登録方法を説明していきます。

①まずマイイーサウォレットの公式サイトを開き、「日本語」を選択。↓

②そして自分の好きなパスワードを9文字以上入力し、「お財布作成」をクリック。↓

③パスワードを入力したら、keystoreファイルをダウンロードします。このファイルは、マイイーサウォレットを開く時に必要になりますので、紛失しないようにしましょう。↓

④続けますをクリックすると、64文字のアルファベットから構成される「秘密鍵コード」が表示されます。↓

これを他の人に知られてしまうと、自分のウォレットから通貨が盗まれてしまう危険があるので、印刷するなどして必ず大切に保管してください。

これでマイイーサウォレットへの登録は完了です。たったの4ステップで完成するので短い時間で簡単に作ることができるのです。

登録できたら次は具体的な使い方を知りたいですよね。そこで次では、マイイーサウォレットの使い方について見ていきましょう!

MyEtherWalletの使い方は?

MyEtherWalletの使い方は?

ここでは、マイイーサウォレットの使用方法を具体的に紹介していきます。

マイイーサウォレットを使っていく上で、最低限知っておきたいのは「送金方法」と「トークンの追加方法」の2つになりますのでそれぞれ見ていきましょう。

送金方法はどうやる?

マイイーサウォレットから他のウォレットへ、もしくは取引所へ送金したい場合の送金方法について見ていきます。

①まず画面の上部にある「Ether/トークンの送出」というタブをクリックし、先ほどメモした秘密鍵を使ってウォレットにログインします。↓

②そのあと、「宛先アドレス」と「送出数量」を入力します。↓

(※ガスリミットとは「送金手数料」のことをいい、ガスが高ければ高いほど送金が早く処理されます。)

③入力が完了したら「トランザクションを生成」から「トランザクションの送出」の順にクリックし、「処理を実行する」というボタンを押せば送金完了。↓

一度送金が完了してしまった仮想通貨・トークンは何をしても元には戻りません。

間違った場所や量を送金してしまわないためにも、「処理を実行する」をクリックする前にしっかりアドレスと送出量が合っているか確認することをおすすめします。

では次に、ICOなどで購入したトークンを保管するための「トークンの追加方法」について見ていきましょう。

ちなみに当サイトにはICOの概要や参加方法についてまとめている記事もありますので、是非チェックしてみてくださいね。

>>ICOに参加したい人必見!購入方法を徹底解説!

>>ICOとは?仮想通貨業界で話題の投資商品について徹底解説

トークンの追加方法はどうやる?

マイイーサウォレットでは、基本的にイーサリアムをベースにした仮想通貨・トークンの保管はできますが、「カスタムトークンの追加」によって新しく発行されたトークンを保管することもできます。

①ログイン後のトップページ右下にある「カスタムトークンを追加」をクリック。↓

するとトークンの「契約アドレス」と「トークンシンボル」、そして「ケタ数」を入力する画面が出ています。↓

ちなみに上記の情報はICOトークンが配布されると同時に配信されますが、万が一上記の情報がなかった場合、こちらの「Etherscan」というサイトで調べることができます。

このサイトでsearchの欄にトークンシンボルを入力すると、その通貨についての情報が出てきます。

そのページの「Contract」と書かれている部分がそのトークンの「契約アドレス」で、下にある数字が「ケタ数」に当たります。

以上の3つを入力し、「保存する」をクリックすればトークンの追加が完了です。

ここまで紹介してきました「送金方法」や「トークンの追加方法」さえ知っていれば、もうほとんどマイイーサウォレットは使いこなせていると言えるでしょう。

ICOで配布されたトークンやどこに保管しようか迷っている仮想通貨はまとめてマイイーサウォレットで管理してしまえば楽ですね。